ハローワークの担当者は指名できる?変えられる?

仕事の探し方

この記事を読むと解決できるお悩み

  • 障害者専用の相談窓口って何?
  • 担当者を指名できる?
  • 合わない時は変えられる?
  • ハローワーク以外の就活・転職活動方法はある?

皆さん、こんにちは。

元就労移行支援スタッフで、現在は企業で人事として働いている笠見です。

今回は上記の悩みを解決できる記事を書きました。

そもそもハローワークとは?

最近はエージェントや、求人サイトを使い就活する方も多いと思いますが、仕事探しと言えばハローワーク。

そもそもハローワークってなんなんでしょうか?

ハローワーク(公共職業安定所)は、民間の職業紹介事業等では就職へ結びつけることが難しい就職困難者を中心に支援する最後のセーフティネットとしての役割を担う、国(厚生労働省)の機関です。

ハローワークでは、地域の総合的雇用サービス機関として、職業紹介、雇用保険、雇用対策などの業務を一体的に実施しています。

出典:厚労省

求人を紹介するだけでなく、雇用に関する事のサポートをしてくれる国の機関なんですね。

障害のある方専用の窓口

障害のある方が使える専用窓口があることはご存知ですか?

障がいのある方がハローワークで仕事を紹介して貰うには用するには、障害者専用の専門援助という窓口で、求職者登録が必要です。

障害者雇用で就職するには、障害者手帳が必要です!窓口利用だけなら手帳は不要。

専門援助窓口で、就職の条件面などの聞き取りがありますので、それに答えていけば登録完了です。

個別番号がもらえるので、毎回相談時に番号を伝えると、毎回希望条件を伝えなくても、あなたに合う求人があれば紹介してもらえます。

一回で理想の求人の紹介があるときもあれば、何回も足を運ぶときもあります。

そんな時に、

前回対応してくれた担当者さん、感じが良かったからまたお願いできないかな…

そんなふうに思うことがあると思います。

担当者を指名することはできるのでしょうか?

担当者を指名できる?

実は担当制のハローワークと、担当制ではないハローワークがあるんです。

自分のよく利用するハローワークで確認してみてください。

(東京限定にはなりますが、担当制のハローワークをいくつか知ってますので、知りたい方はお問い合わフォームよりご連絡ください。)

担当制のハローワークで、「次も予約できますか?」と伝えれば、空いている予定を教えてくれるので次の予約を取りましょう。

担当制のメリット

予約が取れるのはもちろん、他にもこんなにメリットがあります。

担当制のメリット
  • 良い求人を紹介してもらえることがある
  • 自分に合う・合わない求人を見極めてもらえる
  • 聞きにくいことも担当者から聞いてもらえる
  • 面接会などのイベント情報が早く手に入る
  • 履歴書や経歴書に対して的確にアドバイスしてくれる

毎回いちから就活状況を伝えなくても、担当制なら話が早いのはとてもよいですよね。

何度も面談していくうちに、あなたに合いそうな求人、しかも非公開求人を出してくれることもあるかもしれません。

また、履歴書や経歴書のブラッシュアップも一緒にやってくれたり、様々な福祉サービスを紹介してくれることもあります。

担当制のデメリット

一方、担当制のデメリットとしては、ハズレの担当者が付いてしまうこと。

担当者の中には、社会保健福祉士やキャリアコンサルタントなどの有資格者もいますし、障害のある方への理解が深いベテラン職員もいます。

一方で、ただのおばちゃんが出てくるときもあります笑。当たり外れがかなりあると言えます。

相談に行った際に、資格を持っているか、何年くらいの経験があるのか、など、やんわり聞いてみましょう。

担当者は変えられる?

ついてくれた担当者とだんだん合わなくなることがあるでしょう。

担当者を変えたいと思ったらどうしたらいいのでしょうか?

それは、その担当者の次の予約を取らなければ良いのです。

変えてほしい、と言うと角が立ちますし、そもそもハローワークの相談は無料です。無料のサービスに多くを求めてはいけませんよね。

ハローワーク以外の就活・転職活動方法はある?

仕事探しと言えばハローワーク、と思っている方もいるかもしれませんが、その他にも仕事の探し方はあります。

就職・転職サイト

障害のある方に特化した求人を掲載している転職・就職サイトで有名なのはウェブ・サーナ

就労支援事業所で働いていた時はよく利用してました。

求人数は業界最多。就職イベント情報や、コラムも充実してます。

会員登録すれば無料で使えます。

次に紹介するのは、クローバーナビ。こちらも障害のある方に特化した転職・就職サイトです。

これまで12万人の方が利用しているそうで、優良企業の求人も多いので安心して利用できます。

今紹介したように、就職・転職サイトは求人を探して、良い企業に履歴書を送って、、、という風に「自分で」就活することになります。

個別のサポートはほとんどありません。

一人で就活かぁ…誰かのサポートがほしいなぁ…

確かに就活は孤独ですよね。ひたすら応募して、合否メールが来て、うまく行かなければまたいちから就活して…。

そんなときは、やっぱりハローワークを使うのもよし、これから紹介するエージェントを使うも良しです。

エージェント

障害のある方に特化した就職に強いエージェント
障害者のための転職・就職支援サービスです。「特例子会社」で求人を検索すると、137 件見つかりました。(10/3更新) 会員登録は無料で、丁寧なカウンセリングをしてくれます。カウンセラーに「特例子会社を希望している」と伝えることで、特例子会社の求人を探してくれます。
(エージェント・サーナ)は私が就労移行支援事業所で働いていた時にもよくチェックしていたサイトです。無料登録から2か月以内になんと6割の方が就職を決めているという、素晴らしいエージェントです。非公開求人も多数持っているので、世にはほとんど出ていない特例子会社求人を提示してくれます。
株式会社 LITALICOが運営する就職支援サイト。就労移行支援事業所リタリコワークスで培われた知識を持つ障害領域専門のキャリアアドバイザーがあなたに合う求人を見つけてくれます。登録はもちろん無料で、サクサクボタンを押すだけで登録完了。登録すると非公開求人を見ることができます。ハローワークにも出ていない独自の求人も多数。
障害者転職サポート実績NO.1。口コミも評判で、就職活動するときは登録必須です。求人数も業界トップクラスです。ハイクラスの求人もあります。無料登録後、非公開求人を見ることもできますし、カウンセラーがあなたの希望にあう企業を紹介してくれます。

就労支援センター

障害者就業・生活支援センターは令和6年4月1日時点で全国に337箇所設置されています。

リンクを貼っておきますので、お住いの自治体のセンターを探してみてください。相談は予約制になっているので、事前にお問い合わせしてから訪れてください。

就職のことでなく、生活面の相談にも乗ってくれ、適切なサポートを案内してくれる地域の強い味方です。

障害者就業・生活支援センターについて
障害者就業・生活支援センターは「障害者の職業生活における自立を図るため、雇用、保健、福祉、教育等の関係機関との連携の下、障害者の身近な地域において就業面及び生活面における一体的な支援を行い、障害者の雇用の促進及び安定を図る」ことを目的として...

就労移行支援

私もスタッフとして働いていた就労移行支援事業所は、就職したい方の支援をする福祉サービスです。

入所すれば、会社見学、面接同席、面接練習、会社探し、おすすめ企業の紹介など、就職の相談はもちろん就職に関するあらゆるサポートをしてもらえます。定期的に面接会の情報なども教えてくれます。

まとめ

どうでしたか?就職活動は孤独です。一人で活動するには、高いハードルを感じている方も多いと思います。エージェントなり、ハローワークの窓口を上手に利用して、就職活動を乗り切ってください。

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