そろそろ仕事に復帰したいけど、以前のように働けるか不安を感じる方は多いと思います。
過去の記事にもあるように、職歴がなかったり、ブランクからの職場復帰には、職場実習をおすすめしています。
こちらの記事におすすめする理由が書かれていますので、そちらも合わせてお読みください。
今回は、職場実習を実施して場所をご紹介しますので、職場実習を利用して、働く自信を付けましょう!
職場体験は2種類
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- 経験として体験するだけ
- 職場実習後、採用の可能性あり
1つ目の「ただ体験するだけの職場実習」は、ブランクがありすぐに働ける自信がない、働ける自信を付けたい方向け。
2つ目の「採用ありの職場実習」は、すぐにでも働ける状態で、仕事内容や環境が自分に合っている企業で働きたい方向けとなります。
職場体験を実施している機関
職場実習を実施している機関はいくつかあります。今回はその中で私が関わった機関をご紹介します。ご参考にしてください。(一番正しい情報は自治体の福祉窓口で問い合わせてみることです。
- 職場体験を実施している機関
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- 東京しごと財団
- 大阪しごとフィールド
- ハローワーク
- 就労支援センター
- 就労移行支援事業所
東京しごと財団
東京都の飯田橋駅にある東京しごと財団では、実習受入れ企業を紹介してくれます。また、いきなり実習することに自信がない方は、職場体験の前に職場見学も可。ちなみにしごとセンターでは職場実習のみ、採用ありの実習があります。
東京しごと財団では、就活全般に関する相談もできますし、就活セミナーの実施、また就職後にジョブコーチによる支援も可能です。
(公財)東京しごと財団 総合支援部 障害者就業支援課 企画普及係〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-10-3 東京しごとセンター8階 東京しごと財団 公式サイト
OSAKAしごとフィールド
職場体験マッチング会や面接対策セミナーを開催しています。様々なサポートがあるので、まずは相談してみましょう。
〒540-0031 大阪市中央区北浜東3-14 エル・おおさか 本館2・3F OSAKAしごとフィールド
ハローワーク
ハローワークは、就職を希望する障害者の求職登録を行った方へ、職業相談・紹介、職場定着への支援を行っています。職場実習面談会と呼ばれる面談会を定期的に実施しており、書類選考なしで企業の方と面談することができます。
面談後、その企業で実習し、採用されることもあります。過去に私が支援した方で、ハローワーク求人票に「職場体験可能」と書かれていた企業で職場体験し、そのまま入社した方が何人もいました。ハローワーク求人で「職場体験可能」と書かれていたら、ハローワークの職員に相談してみてください。
ただし、職場体験を受ける際に、支援者がついていることや、就労移行支援事業所に所属していることが必須条件の企業もあります。
就労支援センター 東京福祉保健局
働くことに不安のある方などを対象に専門の相談員が仕事探しの助言・相談を行っています。職場実習を実施しているセンターもあるので最寄りのセンターに問い合わせてください。
障害者就業・生活支援センター
障害者就業・生活支援センターは、障害者の職業生活における自立を図るため、雇用、保健、福祉、教育等の関係機関との連携の下、障害者の身近な地域において就業面及び生活面における一体的な支援を行っています。
障害者の雇用の促進及び安定を図ることを目的として、全国に設置されています。令和4年4月1日時点で全国に338箇所設置されています。お住まいの自治体に問い合わせてみましょう。
就労移行支援事業所
私は以前、就労移行支援事業所のスタッフとして勤務していましたが、職場体験は必ず実施していました。よく利用していたのが、しごと財団の実習面談会と、委託訓練でした。
その他にも、企業に直接、実習を依頼したこともありました。
就労移行支援事業所は、様々な機関から職場体験のご案内が届くため、就職された方のほとんどが2回〜3回の職場体験を経験しています。
まとめ
全国には障害のある方の就活をサポートしてくれる機関がたくさんあります。頼れるところは頼りながら、ぜひ職場体験を利用してみてくださいね。