障害者雇用とは?普通の雇用との違い。

障害者雇用とは?普通の雇用との違い。 就活対策

障がい者雇用って、普通の雇用と何が違うの?障害があるんだけど、障がい者雇用で働くにはどうしたらいいの?

このように思っている方はいませんか?

この記事では一般的な雇用との違いや、障害者採用求人の探し方をご紹介します。

障害者雇用とは

障害者手帳を所持している方を採用することを障がい者雇用と言います。

障害のある人が障害のない人と同じように就活しても不利になることがあります。そのため、障害のある人が働く機会を得やすくするために設けられているのが障害者雇用枠です。

普通の雇用(一般雇用)とは

障害を開示せず、障害のない方と同じ働き方をすることを一般雇用と言い、クローズ就労とも呼ばれます。

クローズ就労(閉じている)に対し、障害を開示する就労をオープン就労(開いている)と呼ばれます。

普通の雇用では、障害がないことが前提なので、特性的にできないことでも、やるしかないのが現実。障害を隠して普通の雇用で働いている方もたくさんいます。

障害者雇用のデメリット

一般雇用に比べると、

  • 普通の雇用よりも給与が低い
  • キャリアアップしづらい

などデメリットもあります。(障害者雇用のメリットとデメリットも合わせてお読みください。)

障がい者雇用のメリット

障害者雇用の場合は、障害があることを伝えて入社するので、障害特性や体調などへの配慮を受けることができます。

配慮とは、障害のある人が働きやすいように、障壁となる事柄を取り除くことです。

配慮事例

  • 車椅子の方の為にオフィスの通路を広くする
  • 周りの目が気になって集中できない方の為にデスクにパーティションを置く
  • 複数の者から指示すると本人が混乱するため、担当者のみが指導を行う
  • 集中量を保つため1時間に1回休憩を入れる

など、その人の特性に合わせて様々な配慮を受けることが出来ます。

職場での配慮事例については精神障害:項目別で見る合理的配慮75事例を合わせてお読みください。

障がい者雇用で働くには?

障害者雇用の対象となるのは原則として、障害者手帳を持っている人です。障害者手帳には「精神障害者保健福祉手帳」「身体障害者手帳」「療育手帳」(自治体によって名称は異なります)の3種類があります。

もし障がい者手帳を持っていない場合は、障がい者専用求人には応募できません。

手帳の申請には医師の意見書が必要だったり、申請しても届くのは3か月程度かかります。障害者手帳を取得したい場合は、まずは主治医に相談してみましょう。

障害者採用求人の見つけ方

障がい者採用求人は、ハローワークで探すことができます。また、障がいのある方専用の就職サイトや就職エージェントも存在しています。(就職エージェントを利用すると、企業とのやり取りを全て代わりに行ってくれるのでとても楽です。)

障がい者採用の見つけ方の詳しい情報は【障がい者雇用で働く】求人探し~採用までの流れも合わせてお読みください。

まとめ

障がい者雇用についてご説明しましたが、障がい者求人と、普通の求人それぞれの働き方のメリットとデメリットを比べながら、自分に合う働き方の形を探してみてください。

障害者雇用の求人を探すときは、お近くのハローワークや障害者職業センター、就労移行支援なども利用することができます。

様々なサポートを利用しながら就職活動を進めていきましょう。

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