ユニクロで働いてみたいけど、どんな仕事をするんだろう…職場環境はどうなのかなあ…と不安に思う方はいませんか?
今回は、実際のユニクロの求人情報を元に、主に以下の5点を解説したいと思います。
- ユニクロの仕事内容
- 求める人物像
- 働く環境
- 時給
- ユニクロの障がい者求人の見つけ方
ユニクロの仕事内容や、職場環境、時給などを知ることで、自分に合っているか、また自分でも働けそうか、働きたいか理解することができます。
最後にはユニクロの求人の探し方をご紹介しますので、ぜひご参考にしてくださいね。
ユニクロの障がい者採用の現状
まず初めに、補足情報として、ユニクロを展開するファーストリテイリングでの障がい者雇用率についてご説明します。
2020年度の障がい者雇用率ランキングではユニクロを運営するファーストリテイリングは8位。1101人の障害のある方を採用しています。
2022年の国内ファーストリテイリンググループの障がい者雇用率は4.92%と、法定雇用率2.3%を大幅に上回っています。(以下は2020年度の数字)
なぜユニクロは障害のある方を多く採用しているのか?
ユニクロでは、2001年に障がい者雇用を開始し、「1店舗1名以上の障がい者を雇用する」という目標を、2012年度以降はほぼ達成しています。2022年現在の国内ファーストリテイリンググループの障がい者雇用率は4.9%*と、日本の法定雇用率(2.3%)を大幅に超えています。また、雇用は日本のみに留まらず、グローバルに広がっており、約1,500名のスタッフが世界中で働いています。*2022年6月1日時点
ユニクロを展開するファーストリテイリングが、多くの障害のある方を採用している理由の一つは、「多様性の尊重」です。
ファーストリテイリングは、世界中で働く従業員一人ひとりの違いを個性として尊重し、全ての人に挑戦と可能性を広げる機会が平等にある職場環境をつくるため、さまざまな取り組みを行っています。つまり、障害のある方だけでなく、様々な個性を尊重している会社なのです。
まさにグローバルな会社と言えます。
仕事内容・求める人物像・働く環境・時給
では早速実際のユニクロの障がい者専用求人を見てみましょう。
時給
まず注目すべきは時給の高さです。こちらは東京ソラマチ店の求人ですが、1300円~1400円です。めちゃくちゃ高くないですか??
地方でも1000円程度~が多く、都道府県の最低賃金を上回る時給となっています。
仕事内容
- 売場作業(営業時間内業務含む:品出し、商品整理、シール貼り、取り次ぎ等)
- バックルーム作業(荷物運搬、袋むき、商品整理等)
- 清掃作業(店舗内外、売場、バックルーム)
仕事内容は店舗スタッフなので、店頭や裏方で商品を整理したり、品出しをする仕事と、清掃です。
ユニクロはどこの店舗も土日は特に混雑していますので、店頭に立つとお客さんから声をかけられることも多いでしょう。ですが、対応する必要はなく、「わかるもの呼んできますので少々お待ちください」と取次ぎのみの対応です。
求める人物像
- 未経験OK
- チームの一員として報告・連絡・相談ができる方
- 笑顔で元気なあいさつができる方
- 立ち仕事が多いため、体力がある方
求める人物像としては、難しいものはありません。基本的なあいさつや、報連相ができる方ですね。報連相とは、例えば分からないことを自分から質問できること、仕事が途中で帰る場合の引継ぎができること、仕事中に調子が悪くなったら自分から言える、などです。
正社員登用
残念ながら、店舗スタッフは正社員登用の実績はないようです。
勤務時間
8時半~16時までの間の6時間以上の勤務。つまり、週30時間以上勤務が必須です。
1日6時間×5日が想定されますので、朝8時半から勤務して、午後15時が退勤です。
店舗が開くのは10時、11時のところが多いと思いますので、開店前の時間はもちろん接客はなく、清掃や開店準備が多くなります。
社会保険
以下の条件を満たす場合、社会保険加入は必須です。ユニクロは以下を全て満たしているため、社会保険に加入することになります。将来のために、社会保険に加入したい方もいらっしゃると思いますので安心ですね。
- 週20時間以上の勤務
- 賃金月額が8万8000円(年収106万円)以上
- ・期間が1年以上の見込み
- 勤務先が従業員501人以上
時給とは少し離れますが、ユニクロは勤続年数によっ報奨制度があったり、フィットネスクラブや娯楽施設などを会員割引料金で利用できる制度もあります。
働く環境
求人内容からは職場環境は読み取れませんが、ユニクロですからとても忙しい職場であることは間違いないです。常にお客様が店舗を行き来してます。大騒ぎをする人はいませんが、話し声がいつも聞こえている環境です。また白く明るいお店が多く、買い物をする程度の時間なら問題なくても、いざ何時間も働くとなると、感覚過敏をお持ちの方は少しキツさがあるかもしれません。
他には、働いている人が常に忙しくしているため、わからないことをすぐに質問することができないこともあります。不明点を保留にしたままほかの作業に取り掛かる必要があります。きちんと報連相できる力が必要です。
ユニクロの障がい者求人の見つけ方
では最後に、ユニクロの求人の探し方を解説します。
ユニクロの一般求人同様、障がい者専用求人もハローワークで見つけることができます。
ハローワークインターネットサービスを使い、障害のある方にチェックを入れ、フリーワードに「ユニクロ」と入力し検索すると、ユニクロにマッチした求人をピックアップできます。
ハローワーク求人への応募方法
気になる求人があれば、ハローワークへ直接行くか、電話で紹介状を発行してもらいましょう。履歴書と合わせて紹介状を同封して応募すれば、応募は完了です。後は面接に進めるか結果を待つだけ。 ハローワークについては「ハローワーク求人は本当にやばい?担当は変えられる?」も合わせてお読みください。
ハローワークのほかに、障がい者専用求人を扱うサイトやエージェントもあります。
障害者専用求人サイトやエージェントで有名なところだと、dodaチャレンジ 、アットジーピー【atGP】 、IT系に強いTechAgent-Sana 、LITALICO仕事ナビ 、Agent-Sanaなどです。過去に150人以上の障害のある方の支援をしてきた中で、実際に利用していた障がい者専用求人サイト・エージェントをご紹介しています。こちらも合わせてお読みください。おすすめ就職サイト・エージェント│キャリコンが解説
ユニクロ障がい者採用の詳細と求人の探し方 まとめ
今回ユニクロの求人票を見たことで、時給の高さや福利厚生が充実していることを知り、「私も働きたい~・・・」と思ってしまいました!
記事を読み、ユニクロに興味を持った方はぜひハローワークや障がい者専門の就職サイト、エージェントでお住いの近くの店舗で求人が出ているか探してみてくださいね。