皆さん、こんにちは。
元就労移行支援スタッフで、現在は企業で人事として働いている笠見です。
今回は上記の悩みを解決できる記事を書きました。
就労移行支援に参加する中で、「つまらない」「レベルが低い」と感じることがあるかもしれません。そのような時にどのように対処すればよいのか、7つの具体的な方法をご紹介します。
なぜつまらない・レベルが低いと感じるのか?
現在通所中で、就労移行がつまらない、意味ない、、と感じる方は以下のどれかが当てはまるかもしれません。
訓練が簡単すぎる
就労移行支援は就労経験のない方や体調がすぐれない方も利用しています。もしあなたが就職経験があったり、体調が安定している場合、とても単純でつまらないと感じる訓練が多いと思います。
たとえば、書類の並べ替え、簡単なデータ入力、清掃などの軽作業や、簡単なコミュニケーション講座などはあまり楽しいものではないかもしれません。
今まで単純な作業ばかりやらせる就労移行も多かった印象ですが、最近はITに特化したトレーニングをしているところも増えてきました。
実務に役に立たなそうなことをやっている
前述している通り、単純なことばかりだと、「この訓練は会社に入って役に立つのだろうか??」と不安に思うこともありますよね。
PCを使って就職したいのに、軽作業ばかりやっていたら、つまらないと思うのは当然です。
ほかの利用者やスタッフと合わない
一事業所にだいたいMAX20人ほどの利用者と、スタッフ5名程度が毎日顔を合わせます。(週3程度の通所利用者もいます)
会社のような、学校のような、、、長い時間一緒に過ごす人と合わなければ、それだけで通所へのモチベーションは下がってしまいますよね。
就職活動を開始できない
すぐに就職したいのに、就労移行支援ではすぐには就活はできません。なぜなら、就労移行支援は、就職が困難な方が利用するところです。
すぐに就職したい場合は、ハローワークやエージェントを使うなどして就活したほうが良いと思います。
つまらないと思った時の解決策7つ
つまらないな~、意味ないな~、なんか合わないな~と思うのなら、これから紹介する7つを試してみてください
1. 訓練内容の目的を明確にする
就労移行支援のプログラム内容が自分にとってあまり意味がないと感じた場合、まずスタッフに相談して訓練内容の目的を確認しましょう。
就労移行では、あなたを就職させるために、就労までのロードマップを引いているはずです。意味ないと思う訓練も、計画的に取り組んでいる場合もあるので、その訓練に取り組む目的を改めて確認してみましょう。
2. カリキュラムの変更を検討する
目的を確認しても、どうしても訓練内容が自分に合わないと感じたら、スタッフに相談し、カリキュラムの変更を検討しましょう。自分の目標やニーズに合わせた訓練を受けられるようになります。
3. 自己学習を取り入れる
就労移行支援の通所は生活リズムを整えるために続けつつ、スキルアップのための学習は自分で行う方法もあります。オンラインコースや書籍を活用し、独自にスキルを磨くことができます。
4. 他の事業所を探す
今通っている事業所が自分に合わない場合、他の就労移行支援事業所への変更を考えてみましょう。事業所ごとに特色が異なるため、自分に合った支援を受けられる事業所が見つかるかもしれません。
5. 他の支援サービスを利用する
就労移行支援が自分に合わないと感じる場合、就労継続支援A型やB型事業所の利用を検討することも一つの手です。これらの事業所では、異なる形態の支援や職業訓練を受けることができます。
6. スタッフに相談する
問題や不満がある場合は、施設のスタッフや相談支援専門員に相談しましょう。スタッフからアドバイスをもらうことで、解決策が見つかることがあります。
7. 休息を取る
精神的に疲れていると感じる場合は、無理をせずに休息を取ることも重要です。必要に応じて、通所日数を減らすことも検討しましょう。休息を取ることで、リフレッシュし、再び前向きに取り組む意欲が湧いてくるかもしれません。
まとめ
就労移行支援が「つまらない」「レベルが低い」と感じることはありますが、適切な対策を講じることで、その問題を解決することができます。
大切なのは、自分にとって最適な方法を見つけるために積極的に行動することです。通所を続けるか辞めるかを決める前に、これらの対策を試してみてください。