【障害者雇用】社会貢献という違和感

人事の独り言

元就労移行支援事業所スタッフ、現在は一般企業の人事として働いている笠見です。

うちの会社はまだまだ100人に満たない規模なので障害者雇用をしなくてもペナルティにはなりません。

今期2名の採用を目指し活動中ですが、情報収集するなかで、障害者を雇用することは社会貢献と捉えている企業がたくさんあるのを見かけます。

私はこの社会貢献という言葉が嫌いです。

そもそも誰にでも働く権利はあります。障害があろうがなかろうが。

でも障害があるというだけで就職できないなんておかしくないですか?

(もちろん障害によっては就けない仕事はあると思いますが)

社会貢献っていうと、なんか他人事な感じがしませんか?

うちの会社が障害のある方を雇用する理由は、一般の採用と同じように、戦力になるからです。

社会貢献ではないです。戦力です。

戦力ってことは、何かに秀でていたり、スキルがなきゃだめってことでしょ?という声が聞こえて来そうですが、、

まあ、はっきり言ってそうです。

うちは中小企業ですが、予算も限られていて、誰でも彼でも採用というわけにはいきません。

だから、戦力になるか、ならないか。です。

たとえば発達障がいの方であれば、凸凹の凸が強いところは強みになります。誰にも負けない、比較できないほどの強みになることもあります。

強みにしか着目してないです。弱みはカバーできます。お互いに助け合っていけばいいんです。なんとかなります。

障害者雇用=戦力と捉えていく会社が増えるように働きかけていきたいです。

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