障がい者支援から企業人事への転身理由

人事の独り言

就労移行支援事業所で4年間、障がいのある方の支援をしていた笠見です。

※就労移行支援事業所とは、就職を希望する障害を持つ方に対して、就職のための支援(面接練習、面接同行、企業見学、実務訓練などなど)をする福祉施設

現在は障がいのある方を受け入れる側で(企業人事)として勤務しています。

私が支援者側から、受け入れる側へ転身した理由は、障がいのある方の支援をいくらしても、受け入れる側の企業や社会が変わらなければ何も変えられないことに気づいたからです。

支援者の時は、利用者さんを変えることに必死でした。

企業に受かるには、彼らの特性をいかに目立たせないようにするか、いかに浮かないようにするが重要でした。そうしないと就職できない現実がありました。

でも、彼らを変えるより受け入れ側を変えるべきなんじゃないか、なぜ彼らを変えなければいけないんだ?彼らが伸び伸びと働ける社会を作るんだ!!と、支援者側から受け入れ側に転身したわけです。

(今私は社会問題に真正面から立ち向かう企業に在籍してます)

さて、そんなこんなで今人事として働きながら、障がい者雇用を進め、社員への障害理解研修などを実施するなど、まずは一人でも多くの障がいのある方の就職を叶えること、そして彼らが自分らしく仕事ができる環境づくりに励んでいます。

今後は、障がい者の方の採用は行いつつ、入社した彼らの強みを最大化できるように、より良いキャリア構築を目指し、プログラムを考え将来的には社外にも展開していきたいと思っています。

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