障害者雇用に対する考え方

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障害のある方の就職支援を4年間経験し、現在は企業の人事として働いている笠見です。

現在うちの会社は100人未満ですが障害のある方を1人雇っています。

そしてさらにもう1人採用すべく、採用選考中です。おそらく決まるだろうと思います。

100人未満の企業であれば障害者雇用は必須ではなく、採用できていなくともペナルティはありません。

うちの会社は、障害者雇用という括りでは考えておらず、基本的に、一般雇用とおなじように、強みを発揮し活躍してくれそうか?うちにマッチしそうか?で選考しています。

もちろん、障害特性に対して配慮はしますが、お互いの得意不得意は持ちつ持たれつでサポートしあう風土です。

だからこそ、成果は求めますし、みな同じ評価基準です。

成果をしっかり出せるようにチームのメンバーも、私も、みなでサポートします。それは障害があるから、ではなく、誰に対しても同じです。

就労支援をしていた時に、たくさんの企業の障害者雇用を見てきました。

大企業の特例子会社も見てきましたし、中小企業も見てきました。

良い障害者雇用をしている企業はいくつかありましたが、全体的には、その人の強みを活かすより、空いてるポジションへ配属したり、出来そうな無難な仕事をアサインしている印象でした。

入社後は、同じ仕事だったり、少し範囲が広がる程度で、将来のキャリアをイメージできるようなサポートをしているのか疑問に感じることが多々ありました。

人を雇うということは、その人の生活はもちろん、人生の責任も負うことです。仮に会社が潰れても、転職しても、持っていけるスキルだったり、役に立つ資格だったり、会社にはキャリア開発の義務があると思っています。

そんなふうに思っている企業や人事担当者がどれほどいるか。

法定雇用率達成の為、とかレベルが低すぎます。本人の強みを最大化できるように尽力すべきです。

なんだか熱くなってしまいましたが、これが私の本音です。

就職、転職を希望している方で、相談先がなければ私に連絡ください。一緒に頑張りましょう!

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